1冊目
一穂ミチさん 『光のとこにいてね』
512ページ(文庫)
文藝春秋
2025 / 9 / 3 発売
主人公は二人の女性。生活環境が全く違う二人の幼少期から大人までを描く長編作です。
出会うはずのなかった二人が出会い、『お互いがお互いのお守り』だと想いあう。
二人の関係性は友情や愛情の一言では言い表せません、何と呼んだらいいのでしょう。
何度も『光のとこにいてね』という言葉が出できます、この言葉に込めた思いを想像せずにはいられません。
ページ数は多い方ですが、1ページ当たりの文字数があまり多くないのですらすら読めると思います。
2冊目
町田そのこさん 『宙ごはん』
464ページ(文庫)
小学館
2025 / 3 / 6 発売
育ててくれるママと産んでくれたお母さんがいる少女の成長を描いた物語です。
少女の成長だけでなく、ママとお母さんや少女を取り巻く環境の変化も見どころです。
読み進めていくうちに少女を自分の子のように愛おしく思ったり、母親たちに共感したり、自分の子育てと比べてみたり…とても読み応えのある一冊です。
この本をきっかけに娘と料理をする事が増えました。
娘は前から料理に興味があったんですが、日々の生活に追われなかなか時間を作ってあげられなかったことに反省しています。
3冊目
松下龍之介さん 『一次元の挿し木』
384ページ(文庫)
宝島社
2025 / 2 / 5 発売
私には珍しく本格ミステリー小説です。
『このミステリーがすごい!』大賞グランプリ受賞!とてもとても面白かったです。
グロテスクな場面も多く、ビビッてしまう時もたくさんありましたがそれ以上に先が気になってどんどん読み進めて行きました。
映画になりそう…面白そう…見たい!!
途中話がずれましたが本日の3冊紹介させていただきました!
どれも思い入れのある本ばかりで宝物が増えていきます←収納スペースが…
ぜひ読んで見てください^^

