1冊目
小野寺史宜さん 『とにもかくにもごはん』
448ページ(文庫本)
講談社
発売日 2023 / 9 / 15
みんな色々あるけどあったかいごはんを食べれば大丈夫!きっと元気が出る!
亡き夫との思い出をきっかけにこども食堂を始める主人公。
スタッフは、夫とうまくいかない近所の主婦や就活のアピール目的の大学生。
お客様は、デートに向かう母親に置いていかれた小学生や孤独に暮らすおじいさん。
みんな大なり小なり心に傷を持っている。
子ども食堂のあったかいごはんや交流が明日を生きる力になる。
小野寺さんの本は何冊か読んだことがありますが、どの作品も優しさが溢れていて
読み終わったあとは幸福感で満たされます。
子ども食堂に興味がある方にもぜひ読んでもらいたい一冊です。
子ども食堂には前から興味があって、いつか立ち上げるのは難しいかもしれないけど
手伝ったり出来たらいいなと考えています。
2冊目
森沢明夫さん『エミリの小さな包丁』
416ページ(文庫)
KADOKAWA
発売日 2019 / 6 / 14
心に傷を負った主人公は、海辺で暮らすおじいちゃんの所へ向かい
短い間一緒に暮らすことにする。
おじいちゃんの美味しいご飯が心の傷を癒してくれる。
この本に出会った頃は、嫌な事ばかり続いていた時期で、逃げ込むように読んで
気持ちを前向きにしてくれた本です。
寂れた田舎の海辺の風景やおじいちゃんが作る美味しそうな食事がとても丁寧に描写されていて、おじいちゃんとの暮らしに癒されます。
気持ちが落ち込んだ時や何かに頼りたくなった時におすすめの一冊です。
人は何か一つ、人を傷つけない武器を持つと強くいられるのかもしれない。
私の武器はなんだろう、子供達との絆かな。
これさえあればどんな事にも立ち向かえる気がします。
3冊目
小川糸さん 『食堂かたつむり』
290ページ(文庫本)
ポプラ社
発売日 2010 / 1 / 5
同棲していた恋人に全てを持ち去られ、あまりの衝撃から声を失ってしまう主人公。
そんな主人公だが、ふるさとに戻り小さな食堂を始める。
それは一日一組のお客様だけもてなす食堂だった。
口コミが広がり全てがうまく回り始めた矢先に、母親が余命わずかであることを知る。
母親との関係や様々な人々と触れあう中で声を取り戻していく物語です。
主人公が豚を解体するシーンがあるのですが、料理に対して誠実に向き合ってきた主人公の覚悟が見えて印象に残っています。
最初はほのぼのしていて読みやすいのですが、読み進めて行くうちに衝撃的な事実や登場人物達の心情にドキドキさせられて一気読みしてしまいます。
私も料理にかける時間と体力がほしい…。
今回は食事に深く関係している物語を3冊紹介しました。
どの本も生きていく力や大事なことを教えてくれます。
ここまで読んで下さりありがとうございました^^
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