本棚12段目

本棚

1冊目

小川糸さん『にじいろガーデン』

368ページ(文庫本)

集英社

発売日 2017 / 5 / 19

夫との関係に悩む30代半ばの女性が、家出中の女子高生と出会う。

互いの孤独を分かち合った二人は恋に落ちる。

お互いをかけがえのない存在だと気付いた二人は、息子を連れて駆け落ちをする。

やがて女子高生は、以前関係を持った男性の子供を出産し、4人家族となる。

二人の母親と二人の子供。

特別のようでいて、どこにでもいる一家が歩んだ16年間の軌跡。

新しい家族の形を教えてくれる作品です。

この作品は、私が読書にハマったきっかけでもあり、小川糸さんのファンになった本です。

読んだのはもう何年も前ですが、事あるごとに思い出し、読み返したくなる本です。

いつか二人の子供が出来るかもしれない…と希望を捨てない元女子高生に涙し、とても印象に残っています。

血が繋がっていない他人に対して、お互いがかけがえのない存在だと思い合える。

なんて素敵な事でしょう。味わってみたいものです。

2冊目

百田尚樹さん『野良犬の値段 上下』

上 296ページ(文庫本)

下 296ページ(文庫本)

幻冬舎

発売日 2022 / 5 / 12

突如ネット上に現れた誘拐サイト。

誘拐されたのは身寄りのない6人のみすぼらしいホームレスだった。

誘拐サイトは驚くべき相手に身代金を要求する。

前代未聞の劇場型誘拐事件が、日本社会に命の値段を問いかける。

私には珍しくミステリーの紹介です!

とても面白いです!

上下巻なので読み応えがあり、どんどん物語に引き込まれて行きます。

誰にも予想できない結末が待っています。

読み終えた後は、ミステリーなのに優しい気持ちにしてくれます。

やっぱりたまに読むミステリーは面白い!ドキドキハラハラ感がたまりません。

3冊目

森沢明夫さん『大事なことほど小声でささやく』

384ページ(文庫本)

幻冬舎

発売日 2015 / 8 / 5

身長2メートル超えのマッチョなオカマは、昼はジムで体を鍛え

夜はジム仲間が通うスナックを営む。

スナックの名物は悩みに合わせた特別なカクテルと励ましの言葉。

そんな言葉にそっと背中を押され、今を生きていく仲間たち。

森沢明夫さんらしい優しい言葉がたくさん散りばめられたほっこりする作品です。

見えないだけで人それぞれ色々な悩みを抱えている。

自分だけじゃない、みんな同じなんだとエールを貰えます。

こんな素敵なスナックがあったら絶対常連になる!

ここまで読んで下さりありがとうございました^^

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