1冊目
馳星周さん『少年と犬』
384ページ(文庫本)
文藝春秋
発売日 2023 / 4 / 5
いつも南の方角ばかり気にしている一匹の犬が、色々な人々に出会いながら旅していく物語です。
出会う人々の悲しみや苦しみにそっと寄り添ってくれる犬。
そんな犬と出会う事で前を向き、もう一度精一杯生きていこうとする大人たち。
ただ傍にいてくれるだけでいい、それだけで救われた気持ちになるのはなぜだろう。
涙なしでは読めない、犬好きの方はもちろん、そうでない方にもぜひ読んでほしい作品です。
我が家にもおじいちゃん犬が一匹います。
色々な事に興味を示さなくなってきていますが、気持ちが通じ合う感覚や寄り添ってくれたり、救われる感覚を日々感じています。
子供達が動物に優しく育ってくれることを願っています。
映画はまだ見ていないので機会があれば見てみたいです!
2冊目
原田マハさん『翼をください』
640ページ(ペーパーバック)
毎日新聞出版
発売日 2025 / 7 / 29
新聞記者の女性は、1939年に世界一周を初めて成し遂げた、純国産飛行機「ニッポン号」の古い写真を見つける。
その写真には謎のアメリカ人女性パイロットが写り込んでいて、調べることに。
調べていくうちに、歴史の闇に葬られた「ニッポン号」と女性パイロットにまつわる、数奇な事実を知ることになる。
女性が権利を主張出来ない時代に精一杯自分らしく生きようと
熱い思いを胸に、空を自由に駆けたアメリカ人女性パイロット。
その女性パイロットを支え、一緒に空を飛んだ男性達。
夢中になって読み、読み終えた頃には9人目の乗組員になっていました。
本当にこんな素敵な出来事があったなら世界はもっと違っていたんじゃないかと考えてしまいます。
とても素敵なヒロインに出会えた事が何よりも嬉しかったです。
子供達も強く自分らしく生きていってほしい。
私が読んだものは文庫本の上下巻なのですが、新装版が出ていたので貼っておきます。
とても読み応えはありますが、本当におすすめです。
3冊目
伊吹有喜さん『犬がいた季節』
392ページ(文庫本)
双葉社
発売日 2024 / 1 / 10
1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。
「コーシロー」と名づけられ、生徒とともに学校生活を送っていく。
昭和から平成、令和へと移り変わる時代の中で高校生たちの友情や恋愛、成長を描いた
青春物語です。
こちらの作品に出てくる「コーシロー」は自在していて実話をもとに書かれた小説です。
子供と大人の間のような18歳、希望や葛藤、不安などの色々な思いが丁寧に描かれていて
自分の過去や子供達の未来を思いながら一気読みしました。
読み終えた時は清々しい気持ちになります。
今回もとても素敵な作品を3冊紹介させて頂きました!
ここまで読んで下さりありがとうございました^^
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