本棚10段目

本棚

凪良ゆうさん特集です^^

1冊目

『汝、星のごとく』

456ページ(文庫)

講談社

発売日 2025 / 7 / 15

2023年本屋大賞受賞作!!

瀬戸内の島で育った少女と母親の恋愛に振り回され転校してきた少年。

二人が恋に落ち、時にすれ違い、ぶつかり成長していく姿を描いた長編感動作品です。

こんなにも生きづらいさを感じてしまうのは子供だから?島だから?こんな母親だから?

色々な事を自問自答しても答えはきっと出ないし、出ても切り離すことは出来ない。

不器用ながらも、その時その時を一生懸命生きている主人公たち。

主人公たちを繋いでいるものは強い愛なのかもしれない。

何回も読んで何回も泣きました。

社会問題となっているヤングケアラーや母親の恋愛に振り回されている子供もきっと多いのだろう。

そんな子たちには尚更一人で立って生きていく力を身に着けてほしい。

経済的自由を手に入れるといつだってどこにだって飛んでいけるんだ。

読み終えた後の余韻がすごいです。

私はしばらく二人の事が頭から離れなかったです。

来年の映画化が楽しみです。

2冊目

『流浪の月』

355ページ(文庫本)

東京創元社

発売日 2022 / 2 / 26

2020年本屋大賞受賞!!

両親が亡くなり親戚に引き取られた少女は居場所がなく家に帰るのをためらうようになる。

そんなある日、家に帰らずに公園で一人でいるところを大学生に声をかけられ付いて行ってしまう。

二人の生活で少女は初めて自分の居場所を見つけ、喜びを実感する。

それは大学生も同じだった。

ところが2カ月後に大学生が誘拐犯として逮捕され、二人のつかの間の幸せは終わりを告げる。

15年後二人は偶然再会し、そこから物語が動き出す。

愛だけど愛じゃない。

ただそばにいるだけでいい。

たとえ周りから気持ち悪いと言われても。

この作品も読んでる最中はもちろん、読み終えた後の余韻がすごいです。

頭から離れなくなります。

二人の静かな幸せを願っています。

3冊目

『わたしの美しい庭』

311ページ(文庫本)

ポプラ社

発売日 2021 / 12 / 7

マンションの屋上庭園にある神社。

『屋上神社』とか『縁切りさん』と呼ばれ周りから慕われている。

その神社を管理している男性は血の繋がっていない小学生の女の子と神社があるマンションで暮らしている。

朝になると同じマンションに住むもう一人の男性がやってきて三人で朝食をとるのが日課。

周りには可哀想だとか変わってると言われても三人は楽しく暮らしている。

『縁切りさん』と呼ばれているので、悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、色々なものが心に絡んでしまった人々がやってくる。

お互いを支え合い、それぞれの生きづらさから抜け出していく物語です。

こちらの作品も何回も読んでいます。

定期的に読み返したくなる本です。

『事実など存在しない。あるのは解釈だけだ。』というセリフがすごく印象に残っています。

これはニーチェの言葉だそうです。

今回は凪良ゆうさんの作品を3冊紹介しました!

ここまで読んで下さりありがとうございました^^

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